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1年目でも新人ではない。
自分が「この現場のリーダー」

CROSSTALK2022年新卒入社 新人対談

田中太郎

物流イノベーション部 BPO物流センター
2022年 新卒入社

阿部 彩果

北海道で生まれ、茨城大学を卒業。覚悟を決めたら最後までやりきる性格で、沼尻産業のインターンシップに参加し、ビジネスマン、そして何より人として成長できる環境があることに魅力を感じる。さらに、代表の家族愛や社員1人ひとりの組織愛にも感銘を受け、入社を決意。現在はトイレタリー専用センターで商品の入出荷や在庫管理を行う大事な役割を担っている。

関口 拓海

食品3PLソリューション部 首都圏物流センター
2022年 新卒入社

関口 拓海

学生時代にカンボジアでの海外ボランティア活動を経験し、現地の子どもたちへの授業を通して、ぶつかった壁を前向きに捉え、課題解決をする楽しさを知る。現在は食品専用センターに配属され、冷凍部門を担当し、精肉・鮮魚の出荷業務に従事。最近フォークリフトの免許も取得し、更に自身の活躍の幅を広げている。

他県出身でも共感した
沼尻産業の「地元愛」

――2人が沼尻産業に入社した理由を教えてください。

関口

僕は大学で旅行業について学んでいたのですが、コロナ禍で観光ニーズが激減したのを受けて志望変更しました。「社会情勢に左右されにくい業界はどこだろう?」と考え、物流業界に興味を持ったんです。学生時代にはボランティア活動でカンボジアを訪れたことがあり、物流網が整っていない国の実態を知ったこともきっかけの一つ。海外に事業展開する沼尻産業ならいずれはカンボジアに貢献できるかもしれないと感じました。

阿部

私はもともと業界軸では考えていなくて、ざっくり「茨城で働けたらいいな」と考えていました。沼尻産業を知ったのは、合同説明会でたまたまブースを訪れたことがきっかけ。それまでは物流業界にあまり関心がなかったのですが、沼尻産業の人事の話を聞き、地元愛を大切にしていることを知って、一気に第一志望の会社になりましたね。

関口

たしかに沼尻産業には、地元出身の人や茨城への思いを強く持つ人が多いですよね。求める人物像として「地元愛がある人」を掲げている点には、僕も強く共感しました。

他県出身でも共感した沼尻産業の「地元愛」

親世代の人にも指示を出す。
チームを動かす仕事の奥深さ

――現在はどんな仕事を担当しているのでしょうか。

関口

僕は首都圏物流センターに配属され、冷凍食品やチルド食品の仕分けを担当しています。

阿部

私は大手一般消費財メーカーさんの商品を扱うセンターで、商品や販促物をピッキングし、全国のお店へ出荷する仕事を任されています。

――入社してから、想像以上に大変だと感じた部分はありましたか?

阿部

倉庫の仕事という点で、私はもともと力仕事が大変そうだとイメージしていました。でも実際は日々の物量を見て、パートスタッフさんの配置や役割分担を考えることが大きな役割。決められた時間内に仕事を終わらせられるよう設計しなければいけないし、自分の計画ミスでうまくいかないとどんどん仕事が押していくので、頭が熱くなる仕事だと感じています。

関口

僕の場合は力仕事もありますが、毎日現場に入っていれば慣れていきますし、作業効率も上がっていきました。一方で阿部さんの言うように、パートさんへの指示出しなど、チームを動かしていく仕事はまだまだ試行錯誤の連続ですね。

阿部

自分の親世代にあたる年上のパートさんに指示を出す場面も多いんですよね。最初は「私みたいな新人が偉そうに指示なんて出してもいいのかな」と尻込みしていました。でもパートさんたちはみんな本当にいい人ばかりで、親身に仕事を教えてくださることも。私はこの現場で、仕事の「やり方」はもちろん、それ以前に人としての「在り方」を学べていると強く感じています。

関口

沼尻産業では若手でも裁量があるからこそ、早いうちから仕事の奥深さを学べますよね。とはいえ、「自分でどうにかしてね」と現場に放り投げられるわけではなく、分からないことをすぐに参照できる仕組みもあります。作業効率を高める工夫や、過去の現場改善事例などが分かりやすく共有されていて、日々の仕事にすぐ生かすことができるんです。こうした体制も心強いですね。

親世代の人にも指示を出す。チームを動かす仕事の奥深さ

「当たり前が当たり前じゃない」と
気づいた無人島研修

――入社1年目を振り返って、2人が新たに挑戦したことを教えてください。

阿部

私は、重い荷物やたくさんの荷物を運ぶために必要なフォークリフトの免許を取得しました。フォークリフトを運転できるようになってからは、現場に入庫するトラックの荷物の積み下ろしも担当できるようになったんです。大切な商品を落としてしまうことがないよう、責任感を持って作業しています。

関口

阿部さんも僕も、入社前はフォークリフトなんて触ったことさえなかったんですよね。同じように、どのセンターでも未知の領域に挑戦する機会がたくさんあります。

阿部

知らなかったことを学んだり、できなかったことができるようになるのは本当に楽しいですよね。私はフォークリフトに乗るようになって「現場女子になれた!」とうれしい気持ちになりました。

関口

挑戦といえば、1年目の秋に参加した無人島研修も強く印象に残っています。同期のみんなで愛媛県の松島という無人島へ行き、泊まりがけで魚を釣ったり貝を捕ったりしてサバイバル生活を過ごす研修です

阿部

私は、関口さんがドラム缶のお風呂に入っているところを見て衝撃を受けました(笑)。2日目には大きな鶏肉をハサミでさばきながら一生懸命に焼いてくれていましたよね。

関口

みんなのために尽くしていたんです(笑)。

阿部

無人島の生活では、ご飯を食べるだけでも必死。それもあって研修後にホテルで食べた食事が本当においしかったのを覚えています。私たちが日頃当たり前のようにご飯を食べられるのは、実は当たり前じゃないんだと学びました。それに、関口さんをはじめ同期のみんなとも久々にゆっくり話すことができて、本当に楽しかったですね。

関口

もし1人で無人島に行っていたら、何もできなかったと思います。人間がグループを形成して協力し合うことの大切さを身にしみて理解しました。

想像以上の裁量と責任、
高まっていく自分への自信

――改めて、1年目の日々を通じてどんなふうに成長できたと感じますか?

阿部

無人島研修をはじめとして、入社後はたくさんのことに挑戦させてもらっています。できることが増えるにつれて、少しずつ自分に自信が持てるようになっていきました。大きな裁量を持てる仕事もどんどん増えていき、他の社員のカバーにも入れるようになりました。沼尻産業は自分がやりたいと思えば挑戦する機会を与えてもらえるし、1年目でもどんどん任せてもらえる会社です。だからこそ目に見えて自分の成長を実感でき、モチベーションにつながっていくのだと思います。

関口

同感です。想像していた以上に責任ある立場を任されることが多く、「新人だから」という意識ではなく、「自分がこの現場のリーダーなんだ」という意識で仕事と向き合うようになりました。入社前から思い描いている海外貢献への夢もどんどんふくらんでいます。物流の知見を通じて役立てる人間になれるよう、さらに大きな役割へ挑戦していきたいです。

――未来の後輩へのアドバイスも聞かせてください。

阿部

就職活動中は、自分に合う職種や業界について悩むことがあるかもしれません。たしかに「どんな仕事をするか」は重要ですが、私は「誰と働くか」も大切だと感じています。どんな仕事でも、「この人たちのために頑張りたい」と思えなければ楽しめないはず。だから、職種や業界に先入観を持ちすぎず、フラットにいろいろな会社を覗いてみるのもアリだと思います。

関口

僕も現場の人たちにたくさん助けられています。歳の近い先輩のもとで、時には冗談を言い合いながら楽しく働き、自分の素を素直にさらけ出せる環境があるんです。素直になれるからこそ成長できるし、貴重な経験を積める。そんな職場の魅力を、ぜひ多くの人に知ってもらいたいです。

想像以上の裁量と責任、高まっていく自分への自信